こんにちは、ソライエの佐伯です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

3月になると、ぽかぽかとした春らしい陽気になる一方、スギやヒノキなどの飛散が増え、花粉症に悩んでしまうという方も多いのではないでしょうか?

特に症状のひどい方ですと、日常の生活や仕事などにも影響がでてしまうということも…。
そうした場合、空気清浄機を設置した家の中でのんびり過ごすということも多いですよね。

もちろん、空気清浄機も有効ですが、間取りや設備を工夫すれば、花粉やウイルスの侵入をより軽減することができます!
マイホームを検討中の方はもちろん、これからという方もぜひ、参考にしてみてくださいね。

【玄関】シューズクロークや手洗いスペースを設置し、花粉やウイルスをシャットアウト!

外出時に着ていたコートには、花粉がいっぱい付着している可能性があります。
玄関先でコートを脱いでクロークにかければ、花粉をリビングまで持ち込むことを防げます。

玄関に入る前に、ブラシやコロコロを使ってコートに付着した花粉を落とすことも◎
バタバタと払うと花粉が舞い、目や鼻に入ってしまうので、除菌シートなどで拭きとるのもおすすめです。

また、玄関近くに手洗いスペースがあれば、帰宅後すぐに手洗い・うがいをすることができるので、より安心です。

【室内】物干しスペースをつくりましょう

洗濯物を室内に干すことは、花粉症対策に有効な手段の1つです。
室内に物干しスペースがあれば、天気や時間を気にせず、洗濯ができるのもメリットです。

しかし、洗濯物を室内に干すことで部屋の湿度が高まることも…。
湿気がこもると、ダニやカビなどが繁殖しやすくなり、菌が増殖すれば、生乾き臭の原因にもなります。

その対策として、衣類乾燥機の設置を検討してみてはいかがでしょうか。
高温で運転すれば短時間で乾き、除菌もできます。

電気代やガス代などのランニングコストが気になったり、設置するスペースが無かったりする場合は、浴室の乾燥暖房機能を利用したり、除湿機やサーキュレーターを併用したりするのもおすすめです。

【床】フローリングならお掃除もラクに!

持ち込んでしまった花粉は、空気を浮遊し、床の上に堆積されます。
空気中の花粉なら空気清浄機が吸ってくれますが、床に落ちてしまったら自分で掃除機をかけて除去しなければなりなせん。

ところが、掃除機を使うと、排気によって床に溜まっていた花粉を舞い上げてしまうことがあります。
少しでも花粉が舞うのを抑えたい方は、掃除機をかける前に、水拭きをするのがおすすめです。使い捨てタイプのウェットシートでも◎

その際、床をフローリングにしておけば、掃除もラクになります。
壁や天井の壁紙もツルツルとした素材なら花粉の付着を防ぐことができますよ。

【カーテン】花粉をキャッチしてくれるカーテンなら飛散防止にも◎

レースカーテンの中には、花粉をキャッチして飛散を防ぐものがあります。
花粉対策ができるレースカーテンを選び、上手に花粉を抑制しましょう。
ところが、洗濯するのが大変だからといって、そのまま放置しておくと、花粉だけではなく、ハウスダストなどのアレルギーの原因にもなります。こまめに洗濯をするようにしましょう。

【換気システム】換気設備を見直そう!

花粉の飛散が多い時期は、窓を開けて換気するのは難しいですよね。
そこで注目したいのが、換気システムです。
窓を開けなくても家の中の空気を入れ替えることができ、なおかつ快適な室温・湿度に保ってくれるものもあります。
換気扇を通して花粉が入ってこないので快適に過ごすことができます。

住宅に用いられる換気システムには2種類あります。
それぞれにメリット・デメリットがありますので、自分に合ったものを選びましょう。

〈第1種換気方式〉
排気と給気ともに機械的に換気を行うことにより、安定して換気することができます。
◎メリット
第1種換気は熱のほかに湿度も交換できるため、快適な湿度で過ごすことが可能。室内温度も一定に保つことができるため、冷暖房費を抑えることができます。
また、高性能フィルターが花粉などを除去してくれるのでお部屋の空気をキレイな状態に保つことができます。
●デメリット
一年中動いているため、第3種換気に比べるとランニングコストがかかります。家が大きい場合は設置する台数も増えるので、初期費用も高くなります。
給気の際、新鮮な空間に混じって汚染された空気が室内に供給される可能性もあります。

〈第3種換気方式〉
排気は機械的で行い、給気は給気口より自然に行うという方式です。
◎メリット
第1種換気と比べて初期費用とランニングコストが低く、メンテナンスも簡単なため、多くの住宅に採用されています。
●デメリット
住宅の気密性が低い場合、隙間から外気が入りこむことがあります。そうなると、冷暖房の効果が弱まり、結果的に光熱費が高くなることに…。
第3種換気は直接外気を取り込むため、東北や北海道のような寒冷地では、給気した際、寒さを感じたり、暖房費が上がったりすることも…。寒冷地向けのものを選ぶようにしましょう。

ソライエでは、快適に暮らせるマイホームをご提案しています。
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