こんにちは、ソライエの佐伯です。
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車やバイクが大好きな方にとってインナーガレージ(びると車やバイクが大好きな方にとってインナーガレージ(ビルトインガレージ)は憧れではないでしょうか?車やバイクとの距離感が近く、気軽に整備やメンテナンスができて、防犯上も安心!また、狭小住宅は土地の広さが限られており、駐車場スペースの設置も一見難しそうですが、インナーガレージ(ビルトインガレージ)であれば敷地内に車を保存することができます。

そこで今回は【憧れのインナーガレージ(ビルトインガレージ)とは?】
についてご紹介していきます。

インナーガレージとは?

従来車を停めるためには、建物とは別にガレージを設置したり、カーポートやカースペースを準備したりする必要がありました。しかしインナーガレージは建物の中に駐車スペースを組み込んでおり、雨でも車に乗り降りする際に濡れないことや、車を停めるだけではなく幅広い用途に使えるため、ニーズが高まってきています。

インナーガレージ・ビルトインガレージ違いはあるの?

インナーガレージの「インナー」とは、英語で「内側の」や「内部の」という意味を指します。一方でビルトインガレージの「ビルトイン」とは、「内蔵(の)」や「組み込み(の)」という意味を指します。したがって、呼び名が違うものの「インナーガレージ」も「ビルトインガレージ」も住宅の内部に組み込まれたガレージのことを指す言葉であり、意味合いに違いはありません。

住宅内部に組み込むガレージには、駐車スペースと外部をシャッターなどで仕切れるようにしたクローズタイプもあります。いずれにしても、建物の入り部として建築されたガレージは「インナーガレージ」または「ビルトインガレージ」と呼びます。

インナーガレージのメリット

①防犯面で安心

インナーガレージは住宅内部にあるため、従来型の駐車場より防犯性の高い構造といえます。外部から侵入しづらいため、車を盗まれたり、傷つけられたりといったトラブルのリスクを下げることができ、安心して車を保管することができます。シャッターを取り付けて外部を完全に遮断したり、センサー付きの照明を取り付けたりすれば、より防犯効果を高めることができるといえます。

②愛車を守ってくれる

雨風や台風などの激しい悪天候からも大事な愛車を守ることができます。台風などの風の強い日には、飛んできた瓦が愛車の窓を突き破るなど、飛来物による被害が少なくありません。また、外に置いてある車は紫外線を浴び続けることにより、塗装が徐々に色あせて劣化します。もしレザーシートを採用している場合は、外装だけでなく内装まで傷んでしまう可能性もあります。
このように、屋根のないガレージやカーポートのような外付けの駐車スペースに車を保管する場合は愛車が傷みやすくなる原因にもなります。その点、インナーガレージの場合は風雨や紫外線に直接さらされにくくなるため、車の傷や劣化を防ぐことができます。さらに、シャッターがあれば暴風時でも飛来物による破損のリスクが少なく安全です。

③室内との導線がスムーズ

インナーガレージは住宅の建物とガレージがつながっているため、家とガレージとの導線がとてもスムーズになります。車の乗り降りをする際に雨や風に当たらないこともインナーガレージのメリットです。雨が降っているだけで、買い物や外出が億劫になる方も多いのではないでしょうか?とくに大きい荷物がある場合や、お子様が幼く抱っこしての車の乗り降りをしなければならない場合は特にストレスを感じてしまうでしょう。しかし、建物と一体化したインナーガレージであれば、家から出ても雨に濡れず、快適な車への乗り降りが可能です。

④趣味のスペースとして使うことができる

駐車場だけではなく、趣味のスペースとして使用できるのもインナーガレージの大きなメリットです。インナーガレージは車を停めるだけではなく、例えばアウトドア用品や車の整備道具などの収納、diyのスペースにも使用できます。また、家族にとっても便利な空間になります。例えば、小さなお子さんの自転車の練習やボール遊び、夏にはプール遊びなど子供たちのプレイスペースにもでき使用方法は様々!

⑤コンパクトな土地でも駐車場をつくれる

インナーガレージは住宅の一階部分を削って設けられるため、わざわざ駐車場のための広い敷地を用意する必要がありません。車の出入りできる間口さえ確保できれば、駐車スペースとして十分に役目を果たすことができるでしょう。都市部は地価が高かったり、売り出されている土地がそもそも狭かったり、十分な広さの確保が難しいですが、インナーガレージを設ければ土地を有効的に活用することができます。

インナーガレージのデメリット

①住居スペースが限られる

インナーガレージのスペースを広くとれば、当然その他のスペースが狭くなってしまいます。狭小地に建てる場合は、限られた面積のなかでガレージと居住スペースのバランスを考えた間取りにする必要があります。

②建築コストが高くなる

インナーガレージを設置する場合、駐車場を別途設ける場合と比べて土地代や駐車場を借りる賃料を節約することができますが、建設時のコストはかさみます。間口を広くとれば耐震性が下がってしまうため、構造を強化する必要が出てきます。これに伴い、シャッターや防犯設備にも費用が掛かってくるため、予算をチェックしながら計画していきましょう。

③排気ガスの換気対策が必要

インナーガレージは室内にあるため、排気ガスが充満・滞留しがちです。住宅内に排気ガスが流れ込み、住宅スペースで異臭を感じるなどのトラブルがあっては大変!適切な換気設備や小窓などを設置するなど対策が必要です。

④固定資産税に注意が必要

固定資産税は、土地や家屋などに課される税金で、固定資産税の計算はその建物の評価額に税率をかけて算出されます。インナーガレージの場合は、通常の居室と比べて簡易的なつくりであるため、評価額は低くなり固定資産税は安くなる傾向にあります。しかし、電動シャッターをつけたり設備を充実させたりすると贅沢な設備としてとらえられ評価額が上がり結果として固定資産税も上がる可能性があります。少しでも固定資産税を低く抑えたい場合は注意が必要です。

インナーガレージのメリット・デメリットについてご紹介しました。車やバイク好きの方の憧れの暮らしでもあるインナーガレージ。愛車を守りながら、車のメンテナンスをしたり、趣味のスペースとして活用したりとメリットがたくさんあるインナーガレージですが、デメリットを注意することで後悔のないインナーガレージづくりの参考にしてもらえると嬉しいです。

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