こんにちは、ソライエの佐伯です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
室内の印象を大きく左右するものの1つが壁です。
壁の仕上げと言っても、素材や機能などいろいろあり、どんな仕上げにするのか、それによって見た目も雰囲気も変わってきます。
そこで今回は、よく使われる内装材の種類とそれぞれの特徴をご紹介します。
よく使われる内装材
家づくりで主に使われる内装材は、7種類です。
1.ビニールクロス
ビニールクロスとは、主原料がポリ塩化ビニルでできた壁紙のことです。
ほかの壁紙に比べると汚れに強く、施工も簡単です。
価格も比較的お手頃なものが多く、カラーやデザインのバリエーションも豊富なこともあり、一般的に壁や天井といった仕上げ材に使われることが多い素材の1つです。
2.紙クロス
紙クロスとは、パイプや和紙などいろいろな種類の紙を主原料にした壁紙のことです。
通気性も良く、ビニールクロスよりも前から内装仕上げによく使われていた素材です。
最近では、デザイン性の高い輸入クロスも人気です。
海外らしい個性的なデザインや鮮やかな色柄のクロスをアクセントに使うことも多いです。
3.繊維(布)クロス
織物クロスとは、編物や不織布、フェルトなどの織物を紙に裏打ちしたクロスのことです。
結婚式場のような華やかな空間に仕上げる際によく使われていましたが、近年では一般住宅にも採用されることが増えてきました。
価格は高めですが、耐久性が高く、数十年貼り替えなくても◎
4.珪藻土クロス
珪藻土クロスとは、植物性クランクトンが化石化した泥土を壁紙の上に塗って仕上げたクロスのことです。
職人さんが手作業で仕上げるため、質感やぬくもりを楽しめます。
調湿性能が高いのもメリットの1つです。
5.漆喰クロス
漆喰とは、消石灰を原料としたもので、塗り壁材の1つです。
珪藻土と同様、職人さんが手作業で仕上げていきます。
調湿性能が高く、防火性にも優れているため、昔はお城や蔵の壁などに使われていました。
漆喰といえば白のイメージが強いですが、現在は白以外にも着色料を混ぜ合わせていろいろな色をつくることが可能になり、一般住宅にも広く使われるようになりました。
6.タイル
タイルは、防水・防汚性が高いため、浴室やキッチンなど水回りによく使われる素材です。
素材や形、カラーのバリエーションが豊富で、内装壁をタイルにすると高級感が得られるほか、タイルの凹凸で光の陰影を楽しむことができます。
また、最近ではエコカラットのように機能性にも優れたものもあり、リビングや玄関など人がよく行き来する場所に採用されることが多いです。
7.木質系(無垢材など)
木質系クロスは大きく分けると「銘木シート」と「コルクシート」の2種類で、薄くスライスした天然木やコルクを貼り合わせたものです。
無垢材ならではの質感を楽しめるのはもちろん、調湿性や保温性などにも優れ、経年変化も楽しめます。
ただし、水拭きができないため、洗面所など水回りに使う場合は注意が必要です。
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