こんにちは、ソライエの佐伯です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

家を建てる際、「少しでも収納が欲しい!」と思うことってありますよね。
季節のものなど普段使わないものを収納できるスペースがあると、リビングなどの居室を広く使うことができ、すっきりとした空間で過ごすことができます。

また、収納スペースがたくさんあると、家族が増えたときも安心ですよね。

限られた空間内に収納場所を確保するには、余剰空間の活用がおすすめです。

余剰空間とは

余剰空間とは、使い方や機能を明確にしていない空間のことで、小屋裏物置などのように意図的に設けられた空間ではなく、余っている空間のことを指します。

例えば、屋根の形状を活かして作ったロフトは余剰空間に該当します。条件をクリアすれば建築基準法上、建物の階数や床面積に含まれなくなるため、固定資産税や保険料もお得になります!

そのほかにも、階段の下や畳の下など、空間の下にある余剰空間を活用して収納スペースをつくることもあります。

どんな場所を利用しているの?

余剰空間はバリエーションも豊富。
実際、どんな場所を収納スペースに活用しているのか、見ていきましょう!

階段下収納

階段下を収納にする場合、間取りによっては使いきれないこともあるので、階段下を収納スペースにしたいと考えている場合は、最初に伝えておきましょう。
また、奥行きがあると使いづらくなることもあります。
ある程度の奥行きで壁や棚を設置し、それ以上奥に物を置けないようにするのがおすすめです。
階段下の収納は天井が低かったり暗かったりすることが多いので、狭い空間でも邪魔にならないダウンライト照明をつけておくと、より使い勝手の良い収納空間になりますよ。

ロフト&床下

ロフトは天井高1.4m以下、対象階の床面積の1/2以下などの各条件をクリアすることで建築基準法上の床面積や階数に算定されなくなります。そのため、狭い敷地で空間を増やすことには有効な方法です。

ただし、天井が低く階段で上がる必要があるため、重いものや頻繁に出し入れするものを収納する場所としては、少々使い勝手が悪いかもしれません。

その場合は床収納を検討してみてはいかがでしょうか。
床下といっても地下室ではなく、スキップフロアのような考え方です。
こちらも天井の高さや面積の規定をクリアすればロフトのように有効な空間を設けることが可能です。

どちらも比較的広い空間をつくることはできますが、建物のボリュームが大きくなり構造が煩雑になるため工事費が多少増えてくることがあるので、注意が必要です。

余剰空間についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
収納スペースに困ったときはぜひ検討してみてくださいね。

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