こんにちは、ソライエの佐伯です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
インスタグラムや雑誌などで見るおしゃれな家は、どれも個性やセンスが溢れる素敵なデザインばかり!
「こんな家に住みたい」
「真似してみたい」
そう思ったことはありませんか?
そこで本日は、おしゃれな家を建てるために抑えておきたいポイントをご紹介します
おしゃれな家に見える10のポイント
1. 外観
家の第一印象は外観で決まるといわれるほど、外観はとても重要な要素です。
家の顔とも言える外観をおしゃれな印象に仕上げるためには、下記の3つをしっかりと考えましょう。
・家の形
・外壁と屋根の色や素材
・洋風or和風
この3つの項目を踏まえた上で、次に「どんなスタイルがいいのか」を検討しましょう。
また、好みのデザインに仕上げることも大切ですが、街に溶け込むことも大切です。
「家のイメージ=住んでいる人のイメージ」になることもあるので、あまり奇抜なデザインや派手な装飾・色を使うと、周囲から浮いてしまうこともあります。
家の印象は、周囲の人からの印象にも左右されることがあるので、景観に配慮する必要があります。
周囲の住宅や環境に調和した家なら、ご近所の方とも早く馴染め、新居での生活を気持ちよくスタートできそうですよね。
そして、長く住む家だからこそ、飽きの来ないデザインにすることも大事!
その理由は、家の形を変更するには、建て直しをするしか方法がないからです。
「長く住んでも飽きのない家」=「住むほどに愛着がわく家」を目指せば、必然とおしゃれな家に仕上がります。
2. 内装
おしゃれな家といえば、内装も外せません。
好きな木材を使ったり、クロス選びにこだわったり。
自分好みの空間づくりは楽しいですよね。
しかし、好きなものばかりを詰め込んでも、おしゃれに仕上がるとは限りません!
こだわりたいものばかりを組み合わせてみても、いまいちパッとしなかったり、ちぐはぐな感じになったりすることもあります。
ここでポイントになるのが配色のバランスです。
天井や床、壁など大きな面積を占めるベースカラーを決め、そのあとカーテンやラグ、ソファーなどにお部屋の中でも目立つものに使うメインカラーを決めます。
そして最後に、クッションなどのような小物に使うアクセントカラーを決めましょう。
柄物を使いたい場合、メインカラーがおすすめです。
カーテンやラグなどに使うと、空間に彩りや変化をもたらしてくれます。
ビビットな色を使う場合は、アクセントカラーに取り入れてみてはいかがでしょうか。
ワンポイントに使えば、空間を引き締めるスパイス役になってくれますよ・
それから、ソファーやダイニングなどの家具もお部屋のテイストに合わせて選ぶと、統一感がでるのですっきりとして見えます。
家を訪れた人にも「おしゃれな家だな」という印象を与えてくれます。
3. 間取り
内装と同じく、家を訪れた人が「おしゃれだな」と感じるのが間取りです。
例えば、開放感のある吹き抜けや、外とのつながりを感じるウッドデッキ、四季を愉しめる大きな窓、ホテルライクな洗面&バスルームのほか、玄関からリビングまでの距離や、キッチンや洗面所など水回りの動線も、意外と目に付くものです。
せっかくマイホームに遊びに来てもらうなら、「おしゃれだな」と思ってもらいたいですよね。
自分たちのライフスタイルに合わせた家をつくれるのが、注文住宅のメリットです。
おしゃれな間取りの家は居心地よく、動線も快適です。
そんな家で暮らすと、友人を招くことも楽しみになりますよ。
4. 階段
おしゃれな雰囲気になると最近、注目を集めているのがスケルトン階段です。
スケルトン階段とは、骨組みと足を乗せる踏板のみで構成された階段のことで、オープン階段やスリット階段、シースルー階段とも呼ばれています。
アイアンの手すりと木製の踏板の組み合わせはデザイン性が高く、踏板と踏板の間から向こう側が見えるので、抜け感も良く、お部屋を広く見せる効果があります。
LDKの中央に配置しても絵になるので、リビング階段を採用したい方から特に人気があります。
ただし、家族構成によっては、見た目よりも安全性を重視したデザインの階段を選んだ方が良いこともあります。
毎日上り下りする場所だからこそ、デザイン性だけでなく、機能性も考慮しましょう。
5. 照明
おしゃれな家にするためにこだわりたいのが証明です。
照明器具の種類には主に5つあります。
・シーリングライト
・ペンダントライト
・ダウンライト
・ダクトレール(ライティングレール)
・スポットライト
このほかに、フロアライト、スタンドライト、ブラケットライト、フットライトなど部分的に明るさを演出するものがあります。
また、照明といえば、最近では間接照明を取り入れる家も増えました。
優しい光でおしゃれな空間を演出するため、LDK以外にも玄関や寝室に採用することも少なくありません。
照明器具を選んだら、次は取り付けるランプを決めましょう。
温かみのある光が好きな場合は、白熱電球がおすすめです。
リラックス効果も期待できるので、LDKや寝室などのくつろぎたい場所にぴったりです。
ワークスペースやお子様の勉強スペースなど作業をする場所なら蛍光灯がおすすめです。
青白く光る「昼光色」、自然光に近い「昼白色」などがあり、用途にあった電球の色を選ぶことができますよ。
6. キッチン
LDKの主役にもなるキッチンは、おしゃれに仕上げたい場所の1つです。
料理をしたり、片づけ物をしたりするなど1日に何度か立つキッチンは、使いやすさにもこだわりたいですよね。
使いやすくするためには、収納力が大切です。
キッチンがすっきり片付いていると作業もしやすく、家事効率もアップします。
そして、家事以外にも飲み物や食べ物をとりにくることもあるキッチンは、人と人が快適に行き来できる広さも必要です。
そのためには、動線をしっかり計画しましょう。
例えば、ぐるぐる回れる回遊動線にしたり、冷蔵庫をパントリー内に併設したりすることで、キッチン内の渋滞を緩和することができます。
また、生活スタイルによってもキッチンのデザインは変わります。
「生活感を抑えたい」という場合、手元を隠したキッチンがおすすめです。
「ホームパーティをしたい」「家族みんなで料理がしたい」という場合は、オープンキッチンがおすすめです。
7. リビング
家族の憩いの場であるリビングは、居心地の良さも重要です。
心地良さを感じる空間にするためには、動線や家具の位置、人と人の距離感が大切です。
また、天井の高さによっても感じ方が変わってきます。
例えば、高さのある天井にすれば開放的な雰囲気に、天井を低くすればおこもり感のある落ち着いた雰囲気に仕上がります。
そして、リビングでのくつろぎ方もポイントになります。
ソファに座ってくつろぎたい場合は、大きめのソファを置ける広さが必要になります。
ごろごろ寝転がりたい場合は、畳スペースがあると快適に過ごせます。
そのほかにも、「ワークスペースやスタディスペースが欲しい」「ウッドデッキでも過ごしたい」といった要望もあると思います。
その際、縦型リビングにするのか、横型リビングにするのかによってもレイアウトは変わってきます。
縦型リビングにすれば、壁面も多いため家具の配置がしやすく、壁に絵などを飾ったり、壁面収納をつくったりすることが可能です。
キッチンからリビングを見渡すことができるので、お子様の様子を見守りやすいメリットがあります。
一方、横型リビングは、部屋の一面が窓に面していることもあり、大きな窓を設置できるため、明るく開放的な雰囲気になります。
キッチンから窓を眺めることもできるので、季節の移ろいを感じながら家事をすることができます。
そのほかには、天井や床などに使う素材や色のトーンに合わせ、インテリアのスタイルも統一すると、よりおしゃれな仕上がりになります。
8. 玄関
お客様を家に招いたときに、リビングよりも先に通る場所が玄関です。
最近は、玄関に窓を設けるプランが人気です。
玄関に窓があると明るくなり、さらに視界が抜ける効果により広がりのある空間を演出することができます。
そして、窓から外の景色を楽しめるので、四季を感じながら暮らせるのも嬉しいポイントです。
それから、玄関近くに手洗いスペースを設けるプランも人気があります。
その動線上に靴やコートなどを収納できるスペースがあると、生活もしやすくなります。
特に子育て世代には、ベビーカーやお子様の自転車をそのまま収納できる土間収納は人気があります。
アウトドアが趣味という方にも土間収納はぴったりです。
お客様の目が気になるという方は、扉をつけるプランをおすすめします。
普段は開けたまま使えて、急な来客時にパッと隠せるので便利ですよ。
9. 窓
採光と通気を確保するための窓には、内と外をつなぐ重要な役割のほかにも、いろいろな効果があるので、注意してほしいポイントがいくつかあります。
例えば、開放的な空間を演出してくれる大きな窓ですが、配置する場所が悪ければ、通行人が気になったり隣の人の視線が気になったりすることがあります。
また、向きによっては思ったよりも日が入らず、暗い部屋になってしまうことも…。
そうならないためにも、窓の設置場所はしっかり考える必要があります。
見た目だけではなく、配置場所にもこだわれば、おしゃれで快適な空間が叶いますよ。
10. 外構・エクステリア
外構やエクステリアは、ついつい後回しになりがちです。
確かに、あとからでも植栽を植えたり、ウッドデッキをつくったりすることはできますが、建物と外構をセットでデザインした家と比べると仕上がりに差が出るんです。
例えば、植栽や建物を効果的に演出してくれる証明を後付けした場合、「なんかイメージと違う」なんてことも…。
また、駐車場を後から自分でDIYすることは可能ですが、思っていたよりも狭くなったり、予想以上にお金がかかったりすることもあります。
そうならないためにも、初めから建物と外構・エクステリアはセットでデザインすることをおすすめします。
おしゃれな家を建てるときの5つの注意点
1. 統一感を持たせる
先ほどもお伝えしましたが、おしゃれな家をつくるためには、色やテイストの統一感が大切です。
特にLDKは同じ空間の中でも過ごし方が異なる場所が集合しているため、テイストがバラバラになってしまうと、ごちゃごちゃした空間になってしまいます。
テイストを変えたい場合は、洗面所や寝室、玄関、トイレなどLDKと離れた個室にしましょう。
独立したお部屋なら家全体にそれほど影響しませんが、好きなものばかりを詰め込んでちぐはぐな家にならないように気を付けましょう。
2. 全体のバランスを考える
「床材はこれを使いたい」
「キッチンはこの色」
「壁紙はこの柄にしたい」
こんな風に家づくりを始めると、こだわりたい色や素材ってありますよね。
しかし、好きな素材や色を組み合わせても必ずしもおしゃれな仕上がりになるとは限りません。
全体のバランスを観ながら柔軟に色や素材を変えるとすっきり整った空間になり、おしゃれな家に仕上がります。
3. 収納スペースはしっかり確保する
すっきりとした空間にするためには、収納スペースはしっかり確保しましょう。
デザイン性の高いお部屋にも合うような収納スペースがあれば、統一感がうまれ、おしゃれ度もぐっと上がります。
扉を設けて「隠す収納」にするとすっきりとした印象になりますが、あえて「魅せる収納」にするのも片付けするのが楽しくなりますよ。
4. 家事動線に配慮する
おしゃれな家で快適に暮らすためには、家事動線もしっかり考えましょう。
掃除や洗濯がしにくい家にすると、だんだん家事が億劫になり、やる気もなくなってしまいます。
やる気モードを高めるためにも、家事動線も一緒に考え、暮らしやすい家を目指しましょう。
5. コスト配分をするための優先順位を決める
「あれもこれもこだわりたい!」
そう思って注文住宅で家づくりを始めた方もいらっしゃると思います。
家づくりを始めると、1つ1つの金額も大きく、だんだん金銭感覚がマヒすることがあります。しかし、あまりにも予算を超えた金額にしてしまうと、今後のライフプランにも影響が出てしまい、後悔することになります。
こだわりたい場所の優先順位を決めて、妥協できる部分や代替が利くものはコストを抑えても◎
おしゃれな家を建てるためのポイントをご紹介しましたが、いかがでしたか。
「でも我が家は坪数が狭いから当てはまらない」
「変形地でもおしゃれな家が建てられるの?」
などなど、疑問に思った方もいらっしゃいますよね。
ソライエでは、お客様の理想の家づくりにぴったり合った建築家をご紹介しています。
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