こんにちは!
ソライエの佐伯です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
今月も『家づくりのトレンド2024』の中から、スマートホームについてご紹介していこうと思います。
スマートホームとは、IoT※に適応した住宅設備・家電などが、さまざまなサービスと連携し、そこに暮らす人々や関係者に利便性を与える住宅のことです。
※「IoT(インターネット・オブ・シングス)」とは、私たちの周囲にあるモノがインターネットにつながる仕組みのことです。
IoT家電は、インターネットをつなげで利用する家電製品のことで、外出先からでもスマートフォンで家電を動かしたり、センサーやタイマー(スケジュール)機能を活用して家電の自動化ができます。
家事の負担を減らして、暮らしをより快適で便利なものにできるIoT家電は季節系の家電から調理系の家電など、幅広く販売されています。
例えば、仕事や用事などで帰えるのが遅くなってしまったとき、スマホから遠隔操作でペットに餌をあげたり、他にも部屋の明るさを変えたり、カメラを遠隔操作して撮影することも可能になります。
私が個人的に便利~!と思ったのは、キッチン周りのIoT家電です。
外出先から希望する炊飯量を指定すると水とお米の量を自動軽量し、おひつを兼ねた内釜に投入する。炊きあがりの時刻も選べる炊飯器です。うっかり炊き忘れてしまったときや、共働きのご家庭にとって欠かせないアイテムになりそうです💡
そこで、代表的なIoT家電の大まかな種類に分けてご紹介します。
・空調系:エアコン、空気清浄機、扇風機など
・映像・オーディオ系:テレビ、スピーカー、プロジェクター
・設備系:照明器具、センサー、カーテン、スマートロックなど
・家具系:掃除機、洗濯機、衣類乾燥機など
・調理系:調理鍋、冷蔵庫、オーブンレンジなど
まだまだいろんな種類が出ているようなので気になる方はチェックしてみてくださいね。今後「こんなものまでインターネットにつながるの?」と驚くような家電も登場するかもしれませんね!
IoT家電のメリット
利便性を高める
一つ目のメリットは、利便性が上がることです。例えば、声による操作が行えることで、わざわざ自分で電気を消したり、自分で動く必要がなくなります。また、消費電力などの情報がスマホに転送され、無駄なコストを減らすことも可能になります。他にも、家に帰る前から事前にエアコンを付けることで、帰るころには快適な空間にしておくことも可能です!
自分で電気を消したり、エアコンを起動させたりということは、今の生活を少し便利にする程度かもしれません。しかし、消費電力を把握するということは、従来の家電ではなかなか難しかったころであり、IoT家電だからこそできることだといえるでしょう。
遠隔操作が可能
二つ目のメリットは、遠隔による操作ができることです!IoT家電はスマホに接続して使用できるため、先ほど紹介した家に帰る前にエアコンを付けておくことや、電気を消したりもうそうですし、また家の鍵をスマホから操作できることで、仮に閉め忘れてしまっても、遠くからスマホで施錠できるため安心して出かけることができます。
セキュリティを高める
三つ目のメリットは、セキュリティを高めることができる点にあります。先ほど紹介したように、スマホによってカギを操作することができれば、締め忘れてもあわてて帰る必要がないという点も、セキュリティを高めることに貢献しています。また、それに加えて侵入されたときにアラーム音を鳴らし、通知を置くてくれるようなIoT家電もあるため、旅行中や出先での心配を最小限にすることができます。
IoT家電のデメリット
Wi-Fiが使えないと困ってしまう
一つ目は、Wi-Fiが使用できなくなってしまうと、その便利な機能が失われてしまうことです。この点に関して、もしエアコンや冷蔵庫であれば、たとえネットワークに接続していなくても本来の機能は失われないため、まだいいといえるでしょう。
一番の問題は、鍵にIoT家電を導入した場合です。このタイプのIoT家電は、すでに設置されているカギにかぶせるように設置し、遠隔で操作すると通常の鍵をひとの手に変わって施錠してくれるものがよくあるパターンです。そして、もしスマホから遠隔操作を行い、鍵などを持たずに出かけてしまうと、Wi-Fiに接続できない時に開錠できなかったり、さらにはスマホの充電がなくなった時にも中に入れなくなってしまいます。もちろん、メーカー側もそんなときに備えて、スマホを介さないスペアのボタンを用意してあったり、スマホを使わなくてもカギを持っておけば開けることはできます。なので、仮にスマホで遠隔操作ができても、鍵は常に持ち歩く必要があるといえます。
セキュリティー上の問題も
また、メリットの部分でセキュリティーの向上を上げましたが、農事に別の視点からセキュリティ上の問題が発生します。というのも、IoT家電を導入しなければ、遠隔でカギを開けられることもありませんが、もし仮に外部からのシステムに侵入されてしまうと、勝手にカギを開けられたり、設置したカメラから除かれる可能性も否定できません。
特に最近では、スマートキー搭載車の電波をコードグラバーと呼ばれるものが受診して、車にスペアキーと誤認させて盗難する手口が増えているとか。これはネットワークに接続した犯行ではないため、IoT家電に対するセキュリティとは別の問題ですが、同じようなことが起きないとは限りません。なので、セキュリティーのしっかりしたものを選ぶか、もしくは複数のシステムを利用するなどの対策が必要になるとも言えます。
まとめ
IoT家電は利便性が高く、日常生活をより快適にしてくれるアイテムです。
ただし、まだまだ普通の家電に比べると高価なことや、使いこなせるか不安に感じることなどが原因で、購入をためらう方もいるかもしれません。
まずはスマートスピーカーとスマートリモコンを連動させる等で、既存の家電を音声操作できるようにするところから始めてみるのもおすすめです。
Iotに関わる内容の進化はとても早く、次から次へと新しい技術・製品が開発されています。
ですので「家を建てる前に何が必要か」「家を建てた後でも新しい機器を導入できるか?」といったところも考えて、設計や間取りを構築していくことが重要になってきます。
より便利で快適な生活を叶えてくれるスマートハウス。
何から何までIoT化する必要はないと思いますが、時代の流れに合わせて、上手に取り入れていけるといいですよね。