こんにちは、ソライエの佐伯です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

こだわりの家を建てるならおしゃれな外観に仕上げたいですよね。
家の印象を左右する外観は、どんなデザインにするのか、とても重要です。
外観デザインの種類を決めるときの注意点を知っておけば、満足度の高い外観デザインをつくることができますよ。

外観デザインの種類

1. 近代建築シンプルモダン

シンプルモダンな外観は、流行に左右されないデザインで、無駄なものをそぎ落したシンプルなデザインの中に現代的な要素を加えたのが特徴です。

金属やタイル、ガラスなどの無機質な素材を使うことが多く、余計な装飾や凹凸がないため、雨などの影響を受けやすいことがあります。そのため、片流れ屋根にして傾斜をつけたり、耐久性の高い素材を使ったりするなど、機能性も大切になります。
デザインはシンプルに仕上げつつ、機能性も追及したいという方におすすめです。

2. ナチュラルモダン

モダンなデザインの中に、自然素材の木や植物などをミックスしたデザインのことです。
例えば、白などのナチュラルな印象の外壁に、木製の玄関扉やフェンス、植栽などを取り入れ、周辺の環境に馴染むようにデザインすれば、ナチュラルモダンな仕上がりになります。
このように、シャープな印象になりがちなモダンテイストに、柔らかさをプラスすることにより、心地よさも得られるデザインのことをナチュラルモダンと言います。

3. 和モダン

外装に瓦を使ったり、漆喰の壁にしたりするなど和の要素を現代風にアレンジして取り入れた外観のことです。
屋根の形状を切妻屋根や寄棟屋根などにすることで、より和モダンな印象に。
玄関扉や縁側などに木を使えば、外構とのつながりもうまれ、建物全体が和テイストに仕上がります。

4. 北欧風

北欧風の外観が、白やブルー、グレーなどの柔らかいトーンの色をメインカラーにしていて、あまり凹凸がなく、シンプルな形状のデザインが多いのが特徴です。
北欧の家の屋根といえば、三角屋根ですが、これは雪などから家を守るために軒が必要だったからです。
また、窓が大きいことも北欧風デザインの特徴の1つです。
これは、日差しをできるだけ取り込めるように考えられたもので、日照時間の短い北欧ならではのデザインです。

5. 南仏風(プロバンス)

南仏風の外観は、三角屋根に赤や茶色、緑色などの瓦屋根と白い塗り壁が特徴で、フランス南部のプロバンス地方の住宅がモチーフになっています。
窓は上げ下げまどかすべりだし窓を取り付けるほか、玄関ドアには木製にしたり、玄関の照明はアイアン素材のものを取り付けたりすると、ぐっと南仏風の雰囲気に近づきます。

6. アメリカン

カバードポーチやドーマー屋根がトレードマークのアメリカンデザインは、都会的な印象の「ニューヨークスタイル」、田舎の農家をイメージした「ファームハウススタイル」、西海岸を連想させる「カルフォルニアスタイル」などがあります。
いずれもシンプルなデザインですが、板を一枚一枚横に重ねて貼るラップサイディングは、日本の住宅にはないデザインです。
外壁のカラーは豊富で、窓枠や玄関ドアなどとの

コーディネートを楽しめます。
ニューヨークスタイルなら黒やグレーでスタイリッシュに、カルフォルニアスタイルなら白い外壁に水色をアクセントにするのが定番で今でも根強い人気があります。

7. インダストリアル

アイアンやモルタル、レンガなどの無機質な素材を取り入れたインテリアがおしゃれと人気のあるインダストリアルは、内装で取り入れる方法も多いですが、最近では外観のデザインに採用される方も増えてきました。
植栽や木材との相性もよいので、外構とセットでコーディネートすると、さらにかっこいい家に仕上がります。

8. ヨーロッパ風

ヨーロッパ風の住宅外壁は、レンガや石で作られているのが特徴で、屋根は急こう配の形状にすることが多いです。
窓はアーチ型にしたり、高窓を取り入れたりするのが人気ですが、リビングには大き目の窓、その他の小さい部屋には小さい窓を設置する傾向が強いです。

外観の印象を決める要素とは

1. 建物の形

最近の主流として、シンプルな形が人気です。
シンプルな形は凹凸がない分、コストを削減できるメリットがある一方、雨風をしのいだり、強い日差しを遮ったりすることができないデメリットがあります。

機能性も考慮した形にすると少しデザインを加える必要が出てきてしまい、コストアップしてしまうことがありますが、その分、デザインも機能も上がりますので、暮らしも快適になります。

予算の都合もあるかと思いますが、機能性も考えて形を決めることをおすすめします。

2. 屋根の形

屋根の形にもいろいろな種類があります。
三角屋根でおなじみの「切妻屋根」は、耐久性が高く、価格もお手頃ですが、軒先などの定期的なメンテナンスが必要となります。
「片流れ屋根」は、見た目もスタイリッシュでかっこいいので人気はありますが、片方の屋根に雨水が集中しやすい構造なので、雨漏りのリスクが高まるデメリットがあります。そのため、こまめなメンテナンスが必要になります。
また、四角い家にする時には「陸屋根」と呼ばれる水平な形をした屋根にします。
この形にすると屋上をバルコニーにしたり、洗濯物干し場にしたりするなどのメリットがありますが、他の屋根に比べると傾斜がないため、雨漏りのリスクが高くなるデメリットがあります。

3. 建物の素材・色

家の外側の大部分を占める外壁は、どんな色でどの素材を使うかによって、印象はがらりと変わります。
最近では、同じトーンの配色にしたり、同じ色でも素材を変えたりするのが人気です。
そのほかには、上下で違う色を使うなど複数の色を使う家も個性が出るので人気があります。
そこで気をつけたいのは、配色のバランスです。
いろんな色や素材を使う場合、配色次第では、センスが光るおしゃれな家に仕上がりますが、逆にまとまりのない印象に仕上がることもあります。

4. 窓

どんな窓を設置するのか、窓選びも実は外観を左右する大きな要素の1つです。
窓の種類には、「縦すべり出し窓」「横すべり出し窓」「引き違い窓」「上げ下げ窓」「FIX窓」「スリット窓」のほかに、リビングなどに設ける「拭き出し窓」「腰高窓」「出窓」、天井に設置する「天窓」などがあります。
窓をたくさん設置すれば明るく開放的な雰囲気になりますが、窓の大きさや種類によっては家具が置けなかったり、寒かったりすることがあります。
また、窓のデザインを優先したばかりに、光が届きにくく暗い部屋になったり、外からの視線が気になったりすることもありますので、目的にしっかりあった窓を選ぶようにしましょう。

5. 玄関ドア

玄関ドアは、建物のアクセントにする方が多いので、外壁の色や素材など、全体的なバランスを見て選びましょう。
その際、あまり目立った色やデザインにすると、空き巣などの被害に合う可能性が高まりますので、セキュリティー面も一緒に考慮して選ぶことをおすすめします。
また、玄関ドアの開き方の種類はいろいろあります。
家族構成やライフスタイルに合わせたものを選び、おしゃれで快適な家を叶えましょう。

6. 外構

外構とは、庭やアプローチ、塀、門扉、駐車スペース、植栽など建物の周りのもののことで、エクステリアとも呼びます。
外構工事費用は、建物本体の工事費用とは別になるため、後回しにされるケースは少なくありません。
後からでもカーポートなどはつくることは可能ですが、デザインが合わなかったり、思ったより狭くなったりすることもありますので、できるだけ建物とセットで考えることをおすすめします。
せっかくこだわりのマイホームを建てるなら、外構も一緒にデザインすると、より一層おしゃれな家に仕上がりますよ。

〈POINT〉

「大切な要素が多すぎてどうしたらいいかわからない」という方はぜひ、ソライエにお任せください。
ソライエでは、あなたの好みの家をつくってくれる建築家をご紹介しています。
外観のほかにも、家づくりに関する不安やお悩みをプロの目線で解決してくれますので、お気軽にご相談ください

外観を決める際の注意点

ソライエでは、無駄を省くことでスッキリ見せ、余分なスペースをつくらないような外観をご提案します。
希望の間取りだけでつくってしまうと、凸凹した家になってしまうことがあります。
それは、間取りや内装を決めた後に外観の希望を実現させようとしてしまうからです。余分なスペースや広くしなくていい部屋が広くなってしまいます。

イメージしていた外観にならなかったり、思ったような間取りにならなかったりするというのは、誰もが避けたいことです。

では、どんな順番で家づくりをすすめればよいのでしょうか。
それは、外観です。

海外の住宅街は、同じような家がいっぱい並んでいるイメージはありませんか?
それは海外の家づくりの9割以上が規格性の住宅で、外観から作っているからです。
形が整っている家が並ぶと街並みにも統一感がうまれ、「おしゃれだな」「かっこいいな」という印象になります。

実は日本の展示場でも外観を重視しています。
それは家づくりを検討している方々に「この家かっこいいな」「高そうだな」などと思ってもらうためでもあります。
それだけ、外観のイメージはすごく重要になってきます。

外観が決まれば「内装や間取りをこうしたい」という希望が出てきます。
しかし、ハウスメーカーでは、「この外観にするには、この間取りにしなくてはいけない」などの制限がいっぱいあります。

また、希望のものをすべて詰め込んでも理想の外観はできません。
その希望を精査して一つにまとめてくれるのが建築家との家づくりができるソライエです。

建築家は、あなたの希望する間取りと外観を統一してくれます。
安心してマイホームのイメージをどんどんお伝えください!

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